５舎 ２３ ページ25
猿「………(じーー」
貴「………(汗」
何でしょう、ここ三日ほど
猿門さんの視線を痛いくらいに感じるんですけど…
貴「(私、何かしましたっけ？)」
本人に話しかけようにも、
私が猿門さんの方を見ると
何事もなかったかのように視線を逸らすので
何も言えず、見回りをしている時も、
リャンさん達と手合わせをしている最中も
ずっと視線を感じている。
猿「……(ちくしょう、渡すタイミングが分かんねぇ！！)」
猪「(あ〜ぁ、ありゃ完全に渡すタイミング見失ってんなぁｗｗ)」
ウ「…猿門さん、また朝からAさんの事見てますね」
リ「……Aさん、猿門さんと何かあったのか？」
貴「それが、私にもよく分からなくて……」
猪「ま、気にしなくても良いんじゃねぇの？(主任も肝心なところでヘタレだなぁｗｗ)」
チ「だねぇ。話があるなら猿門さんの方から来るっしょ(人のこと言えないけど猿門さんもヘタレだねーｗ)」
……何やら含みのある声色ですね
貴「お二人とも、猿門さんが何故私を見ているのかご存知のようですね？」
猪・チ「ギクッ！！」
ウ「その反応は確実に知ってますね」
リ「そうだな。あからさま過ぎる」
貴「教えて…頂けますよね？」
一歩前に踏み出すと、
二人も一歩後ろに下がった。
チ「あ、いや、その〜……」
猪「A、落ち着け。俺たちは何も隠していな「そういうことは、私の顔を見て言ってくださいね？猪里さん」……あぁ、そういや色以外は全部分かるんだったな…」
チ「ってか、俺達が言う必要ないじゃない？猿門さん、こっち来たよ」
逃げる猪里さんに、
じりじりと詰め寄っていると
チィーさんが鍛錬場の入口を指しながら言った。
猿「A……」
猿門さんは少し緊張したような声で
私の名前を呼んだ。
貴「猿門さん」
猿「ちょっとこっち来い」
そう言って、
顎をくいっとした猿門さんに
ついて行くと、彼は通路の途中で
ぴたっと止まり
猿「……ん！」
と言いながら、
私に向かって手を突き出してきた。
これは…受け取れという事でいいんですかね？
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SHANA(プロフ) - はい、楽しみにしてますね！ (2018年1月1日 0時) (
レス) id: a25e95bc5d (このIDを非表示/違反報告)
魔夜魅月(プロフ) - SHANAさん» コメントありがとうございます！続編も楽しんでいただけるよう頑張りますね！ (2017年12月31日 23時) (レス) id: 24c3ac3236 (このIDを非表示/違反報告)
SHANA(プロフ) - 続編楽しみにしてます！続きとってもきになりますね！毎回楽しみです！ (2017年12月31日 23時) (レス) id: a25e95bc5d (このIDを非表示/違反報告)
忍 - 大丈夫です！ (2017年12月17日 9時) (レス) id: d3e7e2edb6 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜魅月(プロフ) - 忍さん» 忍さんコメントありがとうございます！それと、胃は大丈夫ですか？！ｗ (2017年12月16日 14時) (レス) id: 24c3ac3236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔夜魅月 | 作成日時：2017年12月7日 1時
