【銀魂】後悔途切れぬ恋物語【坂田銀時】

割と重要なことだから ページ37

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「･･で、お前はどうする訳？」


「うー･･んと･･･」



新八君に何とも不名誉なバカップル認定をされて一週間ほど。


私は今、銀時と甘味屋にて団子を選んでいる。



「みたらしも良いんだけど･･でもゴマも中々･･･」


「･･･お前って本当変なところで優柔不断だよな」



変とは何事。


食べ物は迷いに迷って決めるから美味しいのに。



「･･よし！じゃぁみたらしで！！」


「やっと決まったのかよ」



銀時が呆れつつお店の人に注文して、一息つく。




「それにしても、新八君と神楽ちゃんは連れてこなくてよかったの？」


「良いだろ別に。新八は俺らといるとゲッソリしてるし、神楽なんざ連れてきた途端破産だ破産」



････笑えない冗談。というか冗談じゃなく事実なんだけれども。



「でもなんか悪いなー」


「悪いと思うんなら食わねーか？Aの分位ェ俺が･･」「食べます！」



もう完全に団子を受け入れる用意は出来てしまっているのだ。



「だったら最初から黙って食えば良いのによ」


「仕方ないじゃんか」



そうこうしているうちに運ばれてきた団子を、銀時に盗られない内にと口の中に放り込んだ。

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