【銀魂】後悔途切れぬ恋物語【坂田銀時】

ちょっと気になる ページ3

「―――それで、どうですか？」



「え！？あ、うん」




夕飯中、新八君の声に考え事から意識を引き戻される。




「聞いてました？Aさん」


「････ごめん、聞いてなかった」




やっぱり考え事は一人の時にするものだな、と反省していれば、再び新八君が口を開く。




「明日、うちに来ませんか？」



「え、私？」




そうですよ、と笑う新八君。




「姉上がどうしてももっと話してみたいって言ってて。」



「妙ちゃんが？」




脳裏に浮かぶのは綺麗な微笑み。





「あ、無理ならいいですよ。僕の方からなんとか言っときます」



「無理なんかじゃないよ、私も会いたい」




言えば、




「なら行けば良いんじゃね？俺と神楽は留守番でもしてるしよ」



「あ、珍しいですね銀さんが素直に物事を認めるなんて」




･･････新八君の中で銀時は一体どんな立ち位置に居るのだろう。ちょっと気になる。




「でもそれなら決定ですね。明日、よろしくお願いします」



「うん、こちらこそ」





そんなこんなで、私の志村家訪問は決定した。

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