【銀魂3z】好き、だけど【坂田銀八】

一応 ページ10

「…あーそういやそうだったか」



「しっかりしてくださいよ、それでも一応先生なんですから」
「一応ってどういうことだコノヤロー」




一応は一応だ。




「んで？誰か出したの？」





寝起きのせいか、いつも以上にやる気のない先生。





「出るわけないじゃないですか、3zですよ」



「出させろよ」



「それあんたが言いますか」






一番やんなきゃいけない人でしょーが。




「全員出るまで毎日来いよ」


「私も道連れにしようって気ですか」




全員出るまで、なんて一生無理だ、と先生に目で訴えれば。




「まぁ何でもいいけど？取り敢えずお前補習な」
「は！？」





唐突にも程がある言葉に驚く。





「何でですか何故ですか何のためですか」



「この間の国語のテストの点数思い出してもんなことが言えんのかお前」







う、と言葉に詰まる。



実をいうと、この間の国語の抜き打ちテストで自己最低点を取ってしまったのだ。なんたる不覚。

これ以上ないほどの屈辱→←3zの担任です

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