男女の体格差があるから ページ28
――――――
お風呂に入らせてもらって十数分。
気持ちよく入浴を完了させた私は、ガラリ、風呂場の戸を開けた。
「……おぉ。」
そこにはハンガーにかけて干されているセーラー服と、先生のものであろうスウェット。
なんとかびしょ濡れは免れた下着を身につけたあとで、それに腕を通した。
「……ぶっか。」
流石アレでも男の人。腕の袖は十数センチ余り、ズボンに至ってはずり落ちてしまいそう。
まぁでも贅沢は言えない、とズボンを抑えながら先生の居るであろう部屋に戻った。
「…お風呂ありがとうございましたー」
ぼんやりとブラウン管を見つめる先生に声をかければ。
「…あ、おう。つーかデカかったな、やっぱり」
「そうですねー、でも真っ裸って訳にもいかないんで」
「当たり前だ」
「そうですよね」
まぁね、ここで大歓迎的なこと言われたら即通報だからね。
「じゃぁ俺も風呂入ってくるからテレビでも見てろ。あ、エ□本とかねーから探すんじゃねーよ」
要らないことまで注意してくる先生に「分かりました」と適当に返事をする。
よし、エ□本でも探そうと意気込んだ私は、浴室からシャワーの音が聞こえてきて5分としないうちに意識を投げ出してしまった。
生殺しというか生き地獄というか side 先生→←生殺しの予感 side 先生
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Red Haired - 中村さんの小説めっちゃ好きです!次は銀ちゃんオチの幼馴染の子の話をもう一回作ってほしいです!松陽先生絡みがいいーーヽ(^ω^)ノ (2014年2月11日 16時) (レス) id: ea69c32538 (このIDを非表示/違反報告)
中村(プロフ) - コメが一気に増えてて驚きです!感謝感謝。更新頑張りますねー!! (2014年2月10日 21時) (レス) id: e4cc8e376d (このIDを非表示/違反報告)
ちー - いよいよ主人公ちゃんからの返事が…!?続き待ってます(*´艸`*) (2014年2月10日 20時) (レス) id: c2aadded24 (このIDを非表示/違反報告)
nonpi(プロフ) - うわわわ/// 中村さんの書く銀さんかっこいいです!! (2014年2月10日 20時) (レス) id: b1395c7a6b (このIDを非表示/違反報告)
うるーる(プロフ) - 中村さんの文才にいつもあこがれております!!!銀八先生大好きなので嬉しいです…!!! (2014年2月9日 22時) (レス) id: e478704f79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中村 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nakamura_/
作成日時:2014年2月2日 20時