【銀魂3z】先生、だけど【坂田銀八】

もう誰でも良いから取り敢えず私の話を聞いてください ページ6

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――そしてHRも終わり、休み時間が始まると。




「どうだったアルカ？数週間ぶりの好きな人は！」


「バ神楽！声が大きい！！」



私が止めても、時すでに遅し。



「え、Aちゃん好きな人居るの？」


「ドウセ妄想ノ中ダケデスヨ。3次元ダッタラマズ叶イマセンネ」




と、女子がわんさか集まってくる。キャサリンは殴った。




「あら、それは私も気になるわ。誰？」



…妙ちゃんまで出てくるし。ちなみにこの人に逆らえる者はこのクラスには居ないに等しい。逆らったら命がほぼなくなるからね。




「いや、言いたくないなー…みたいな」



内心冷や汗をかきながら言うと、




「……私、気になるわ」



さっきと1ミリも変わらない微笑みで同じセリフ。



…なんだろう、怖い。



「…いや、アレだって。神楽の勘違いだって…」



その迫力に負けて、渋々口を開けば。




「Aちゃん？誰なの？」



また美しい微笑を携えて聞いてくる妙ちゃん。いやいやいやいや！！




「本気で！勘違いなの！！神楽の！」


「嘘アルヨ！A、銀ちゃんのこと好きデショ？」




……………えぇー…。



元気よく言い切ったのは神楽で、逆にこちらはズーンと脱力。…や、なんかね。


………別に好きじゃないし誰も話聞いてくんないし。もう嫌になっちゃうよ。

とんでもないクラスメイト→←ボケが飽和状態とはまさにこのこと

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