【銀魂】万事屋一の美少女は金より銀がお好き

それは忘れてもらって良いです　noside ページ13

「･･･ごめんなさい、嘘、吐いちゃって。」


「なッ」



「あれ、本当は韓流ドラマなんかじゃ無いんです。飲みに来たたばこ屋のオッサンが、店来る度、言ってたんです。」


「どっちでも良いわ！！」


「ちゃんと･･データに取っておいてくださいね。」


「あぁ！取っとく！！」


「寝るときは･･」


「リセット押しながら電源切って取っとく！！！」


「今日はA様を、」


「襲わねーよ！！」


「襲っていただいて･･構いません。録音機着けときました･･･から」


「こんな時になんて事暴露してんだテメーは！！」





「････私、忘れません。銀時様のこと、皆のこと、銀時様の滞納した家賃。」


「それは忘れて良いんじゃないかな･･？」


「だから最後に･･もうちょっと近くで顔を見せて下さいませんか？」


「縁起でもねーこと言ってんじゃねえぞたま！！」



たまを路上に寝かせ、顔を覗き込む銀髪。


「オイ起きろ！目ェ開けろォォォ！！」


必死に叫ぶ銀髪。････と、



「撮ったどー、銀時様のレアもんの泣きっ面」


「どんな状況で死んだふりィィィ！！？」






「･････最後がこれじゃ、格好つきませんね。」



「･･あぁ。だからそいつは忘れてくれ。次会うときはきっと、主人公らしく不敵に笑ってみせるからよ。」





「きっと･･きっと、ですよ。」





か細い声で呟いて、たまは目を閉じた。

たまが、→←そんなもんじゃない　noside

ラッキーキャラ

来島また子

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