【銀魂】万事屋一の美少女は銀さんの想い人

迷子なんてそんなバカな。････え？ ページ48

「･･･やっば。」




一宮A、17歳。


只今人生幾度目かの迷子を経験中です。





十数分前、意気揚々と神楽ちゃんと新八君を探しに行ったのはいいものの、人ごみに流されて2人を見つけるどころか銀さんも見失ってしまった。




「最悪だぁー･･」




取り敢えず人ごみから抜け出し、屋台がひしめき合っている大通りを抜けて、今現在は公園らしき所にいる。




「携帯とか持ってないしなー。」



独り言を漏らして居ると。




「アレ〜？お嬢ちゃん、どうしたの？」



「友達とはぐれちゃったぁ？」




20代くらいの、絵に描いたようなチャラ男×3が話しかけてきた。




「････どちら様でしょうか」




若干引き気味に尋ねる。金髪ガングロで顔普通って気持ち悪い以外の何者でもない。




「オニーサン達優しいから、一緒に友達探してあげようかぁ？」


「そうそう。スグ見つかるよ？」


「それとも此処でタノシイコトしちゃう？」



「え、遠慮しときまーす」




なんだコイツ等!!?なに？ナンパ？どうしようちっとも嬉しくない。




「そう言わずにさぁ。」



「いや本当そういうのいいんで。間に合ってるんで。」




顔をブンブンと横に振り、拒否する。




「そんな照れずに〜」



「照れてないよもう何なの」




間延びした言い方にイラついて思わず本音が溢れる。





「あ゛ぁ゛？テメェなんだその口の利き方！」




知らないよこっちが聞きたいよ。




「こっちが下手に出てやりゃ調子に乗りやがって！んのクソアマァ！！」









････あれ、もしかしなくてもやばい状況？これ。

お祭りの最中で迷子になると大変　side 銀さん→←人ごみにて

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傘

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来島また子

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