【銀魂】万事屋一の美少女は銀さんの想い人

※ポロリは無いよ ページ21

海岸の方に戻ると、銀さんたちも水着に着替えていた。



「あ、Aさん達、着替え終わったんですか」


「女は準備が遅せェんだよ」


「うっさいアル。そんなこと言って私たちの水着姿に興奮してんダロ」


「ケッ、誰がテメー等みてーな幼児体型相手にするかってんだ」


「ほらほら、銀さんも神楽ちゃんもここまで来て喧嘩しない」




なだめる新八君。しかし二人の言い合いは白熱していく。




「何言ってるアルか！私、将来はきっとマジでダイナマイトボディの女略してマダオになるアルヨ！」


「知らねぇよ。っつーか今てめー等が幼児体型なのには変わり無ェじゃねぇか」


「それなら見てろヨ！」




そう言ってこちらへ走ってくる神楽ちゃん。･･･え！？ちょっと本当に一直線に私の方に向かってくる。



「これでどうアルカ！？」



ばさ、と私が来ていたパーカーを剥ぎ取る神楽ちゃん。




「か、神楽ちゃん･･･？」




なに？どういう状況なんだこれは。



新八君に助けを求めようと視線を投げかけるも、ゆでダコのようになっている。



銀さんを見ればこちらも凍りついている。




「どうアルカ！Aは幼児体型じゃないネ！」



神楽ちゃんは誇らしげ。何故。




と、そこでやっと銀さんが口を開く。



「････A、お前ってもしかして着痩せするタイプだったのか、ってうおっ」


銀さんが全て言い終わる前に私の飛び蹴りがヒットした。


「何？銀さん。私が太ってるって言いたいの？」


「そうじゃなくて！･･いややっぱそうだ。思ったより太ってた。･････胸が」



「････」




「痛ェェエエエ！！Aちゃん潰れる！銀さんの銀さん潰れるゥ！」




無言でブツを踏む私に悶える銀さん。新八君は心なしか青ざめている。

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