【A3!】ごめんね。【佐久間咲也】

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昔まだ私が小さい頃の話、家に同い年くらいの子が来た

ふわふわなくせっ毛が特徴の可愛らしい男の子

見ているだけで癒されると幼いながらに思った

「私、あの子とお友達になりたい！なれるかな…？」

父に聞いてみると父は困ったかのように曖昧な返事をした

父は優しくも悲しげな顔をした。

・

…後から知った話

母は彼をよくは思っていなかったようだ

母が彼に何をしたのかなんて私には知る由もない。

…初めて話した時の彼の向けた瞳の色がどうしても忘れられなかった

恐怖に怯え染まった悲しい目

それ以来話すことなく彼はまた違う親戚の家へと預けられた。

…さて本題に入ろう。

なぜ私が突然こんな重い話をし始めたかと言うと

例のふわふわ天使きゅん♡が今、私の目の前で

「…ｯは、ぁはぁ…ｹﾞﾎ、ﾋｭｯ…ｯ」

……私の顔を見て過呼吸になりました

誰か助けてください…(震え声)

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初めまして四儚です！今回は咲也くんのシリアス多めギャグ小説です。大分さっくんが可哀想な設定ですがそれでも良いよ！という方のみご覧下さい。

…作風がかぶている方がいたらごめんなさい|ω･)ﾁﾗｯ執筆状態：連載中