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走れ走れ走れ走れ走れ!!!!シャオロンが死んじゃう!!!
涙が出ようが足から血が流れようが関係ない!早く、軍医のところに・・・・・・!




「大先生!!」


救護室のドアを思い切り開けると、負傷した一般兵や働く看護師たちがいた。
大先生も椅子に座って手当てをしていた。

「おーAちゃんどないした・・・・・・って、え、シャオロン!?・・・・・・サリーちゃん、シャオロンを
ベッドに寝かせといて。俺包帯持ってくるから。」

サリーさん?にシャオロンを渡して、何もすることがなくなった私は、また戦場に行こうとしていた


「Aちゃん、まだ戦うん?足のケガ酷いで、ちょっとこっち来な」

「これくらい大丈夫ですよ、それより・・・・・・シャオロンは・・・・・・死ぬんですか?」


自分の声が震えないように気を付けながら聞く。怖い。もしも、戦争から帰ってきてシャオちゃんが
死んでたら、と思うと、目の奥から熱い何かが込み上がってきた

大先生は、私の肩に手をポンっと置いて言う


「大丈夫、安心して。俺が絶対、コイツを死なせないから。Aちゃんは気にしないで戦争に行きな」


大先生の優しい笑顔に、私は本当に心の底から安心した


「じゃあ・・・・・・行ってきます」


「行ってらっしゃい。シャオロンのためにも、生きて帰ってくるんやで」


私は大きな声ではい、と返事をし、再び戦いに出た





Y国の敵を倒しながら、私はコネシマさんのところへ向かう。
数十名の敵の死体が転がる荒れ地で、コネシマさんを発見した


「A、ただ今戻ってきました。コネシマさん、現状は?」

「ああ、帰ってきたか。今、ゾムがY国の総統の首を切りに行っとるで」



と、そのとき、インカムが鳴った









「諸君、終戦だ。ゾムがY国の総統を殺した。よって───我々国の勝利だ」





グルッペン総統の楽しそうな声。我々国の軍人があちらこちらで歓声をあげている中、私は大急ぎで
シャオちゃんのもとへ走った

鬱先生は安心しろ、って言ってたけど、やっぱり心配だった






「絶対、生きててよね、シャオちゃん・・・・・・!!」





雨が降り始めた夕方、私は涙を軍服の袖で拭いながら走り続けた

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夢小説好き - は?こんなん面白くないわけないやろサイコーでしたぁぁぁ!! (2023年1月4日 0時) (レス) @page22 id: ad36c9c049 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴネコ(プロフ) - #よにん。@変人カップル&str48&踊り子さん» ありがとうございます!! ステキナサクヒン……ホントウデスカ?アリガトウゴザイマス。(驚きすぎてバカになった模様) (2022年5月4日 17時) (レス) id: 5e5c398b51 (このIDを非表示/違反報告)
#よにん。@変人カップル&str48&踊り子(プロフ) - 素敵な作品でした。面白かったです! (2022年5月2日 1時) (レス) id: db8200fcef (このIDを非表示/違反報告)
イチゴネコ(プロフ) - 00さん» ほ、本当に見に来てくださってる!?評価(?)ありがとうございます(´Д⊂ヽ  (2022年4月19日 21時) (レス) id: 5e5c398b51 (このIDを非表示/違反報告)
00 - 読みに来ました~!とっても面白かったです!!最後、二人が前のように、いや前よりも仲が深まり、とても良い終わり方でした。最後のzmさんの一言も良いですね。 (2022年4月19日 21時) (レス) @page19 id: cf637bbb7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イチゴネコ | 作者ホームページ:ホームページとか作ってみたいなぁ  
作成日時:2022年3月6日 16時

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