【銀魂】強制入団【神威】

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黙って両手を挙げる。









いくら私だからって今この状態から戦闘体勢へ移るのは冗談がキツい。









それに……戦おうという気にもならないし。









「………誰だ、てめェ」









あそうだ。“お巡りさん”だったっけな、この人。






“お巡りさん”が鋭い眼孔で私を見つめている事、物凄い殺気を放っている事は、“お巡りさん”の表情を伺わなくても分かる。









貴「……………………知らない？」









“お巡りさん”に背を向けたまま私は“お巡りさん”にとう。







“お巡りさん”と再開するのも２年ぶりかな。




私は覚えているよ。









_________悪い思い出の方が目立っているけれどね









「てめっ……ま、まさかっ……」






やっと思い出してくれた様だ。





刀がカシャンと地面に落ちる音が聞こえる。









よほど驚いているのだろう。





それはそれで仕方がない。









だって………“お巡りさん”と私は以前とても親しかったのだから。









貴「久しぶりに会えたね__________









________________総悟」









ゆっくりと“お巡りさん”が立っている方向へ振り向く。









そこには顔を真っ白にして、目を大きく見開いた“総悟”が立っていた。









懐かしい…………な。

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