歌い手様にはご注意を！？４【天月】

いいこと ページ25

カランカラン







『いらっしゃいませ〜！』





今日はお仕事の方がお休みなので、丸一日バイトです！






お客様がご来店したことを知らせる鐘の音が鳴ったのを聞いて、私は駆け足で店の扉へと向かった





『3名様ですね？こちらへどうぞ〜！』





私はそう言って、お客様をお席へ案内した











店長「なんか最近、成瀬ちゃんキラキラしてるよね〜？何かいいことでもあったのかね？」





先輩「あ〜店長もそう思います？あれは何かありましたね」






お客様をお席に案内した後、カウンターに戻ってくると店長と先輩が何やら話をしているようだった






『…？？おふたりとも何を話しているんですか？』





私は、何か話をしている店長と先輩の元へ行きそう声をかけた







店長「あ、成瀬ちゃん。おつかれ〜」





『お、お疲れ様です』





先輩「おっ、新しい制服似合ってんねAちゃん」






先輩はそう言って、私のことを上から下まで見渡した







『ほ、ほんとですか？ありがとうございます！』






実は、今日から店の制服が新しくなったのだ




白と茶色という落ち着いた色を基調としていて、ボトムスはフレアスカートのようになっているかわいい制服だ







店長「うんうん、やっぱり店にひとりでも華があると違うねぇ〜」





先輩「はは、すみませんね私は華じゃなくて」





店長「そういう意味じゃないよ〜。椎名ちゃんだってウチにとっては大事なメンバーだよぉ〜？」





先輩「はいはい、そーですかー」






先輩はそう言って店長の言葉を流していた

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