4話 ページ5
俺達は何とか壁の中に侵入出来たようだ。
『(やはり、マルセルを失ったのは大きいな)』
俺達は開拓地へと送られた。そして、
『アニ、潜入したんだろ？どうだった？』
アニ「危なかったよ、中央憲兵に捕まりそうだった」
『アニが捕まりそうになるとはなかなかの奴なんだな』
アニ「で？壁が破壊されたのに、王家は動かないってことはどうするの？」
ライナー「そうだな、壁を全部壊して、この中の人類を滅ぼすのはいいんだが、それをすると」
『始祖の巨人の力で壁の中にいる40mの巨人がうじゃうじゃと出てきて俺達も食われるだろうな』
『だから、俺達は訓練兵団に入って王家に近づくしかないんだ』
ライナー「そうだ、訓練兵団に入るんだ」
ベルトルト、アニ「うん」
そして、訓練兵団に無事俺達は入る。
訓練兵団での生活は任務の事を忘れることが出来た。それぐらい楽だったし楽しかった。
でも、俺達はこいつらの敵なんだな、
そして、卒団式の前
『アニ、ベルトルト、ライナー、卒団式の翌日仕掛けるぞ』
アニ、ベルトルト、ライナー「っ！？」
アニ「なんで、その日なんだい？」
『その日は、調査兵団の精鋭部隊は壁外調査に向かうんだ。壁を壊して巨人達に暴れてもらうには絶好の機会だ』
ライナー「本当にやるんだな？」
『あぁ、絶対に戻るぞ、俺達の故郷に』
そして、翌日
『ベルトルト、頼むぞ』
ベルトルト「任せて」
ベルトルトは壁を壊すために立体機動装置を使って行った。
ドがァァァァァァン
『始まったな』
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作者名：広沢妖姫 | 作成日時：2019年5月8日 0時
