15話 ページ16
ユミル「本来は壁を破壊する目的だった戦士だったが兵士を演じて生活するうちにどちらが本来の自分が分からなくなった、いや、もしくは罪の意識に耐えられずに心の均衡を保つために無意識に自分は壁を守る兵士の1人だと逃避しそう思い込むようになったんだ、その結果心の分裂し、記憶の改ざん話が噛み合わなくなることがただあったってことだな、ベルトルトの呆れ顔にな、スゲーな！？お前の実直すぎる性格にその『黙れよ！！』っ！？悪かったよ制作が過ぎたよ｣
エレン「ふざけるなよ、どういうつもりであの時俺達の話を聞いてきたんだ？俺は、話したよな、俺の目の前で母さんが食われたことを話したよな目の前で喋ったもんな、お前だよ腰巾着野郎、お前の蹴り破った壁が母さんを下敷きにしたんだよ、あの時どういう気持ちで聞いてたんだ？」
ベルトルト「あの時は、気の毒だと……思ったよ」
エレン「あぁ、そうか、お前らな、お前らは、兵士でも戦士でもねぇよなんの罪もない人達を殺した大量殺人者だ」
ライナー「んな事は分かってんだよ！！わざわざ教えてもらえなくてもな！！」
エレン「じゃあ、いっちょ前に人らしく悩んだりしてんじゃねぇよ！！もう、お前らは人間じゃねぇんだぞ！！お前らは！！この世界を地獄に変えたのはおまえらなんだぞ！！分かってんのか！！この人殺しが！！」
ライナー「その人殺しに何を求めてんだよお前は！！反省して欲しいのか！？謝って欲しいのか！？それでお前は満足か！？もう、お前らの知る俺らじゃないんだぞ！！泣きわめいて気が済むんならそのままずっと喚いてろ！！」
エレン「…………そうだな、俺はまだ甘かったんだ俺は、頑張るしかねぇ、頑張ってお前らが出来るだけ死ぬように努力するよ」
『ライナー少し落ち着け、俺もそうだったからな』
ライナー「あぁ、すまない」
ユミル「そうじゃねぇだろ」
エレン「はぁ？」
ユミル「頼むぜエレン、そんなガキなこと言ってるようじゃ、期待できねぇよ」
エレン「あぁ、！？」
『ライナー俺は、少し外の様子を見てくる』
ライナー「分かった」
シュウイイイイィィ─────────
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作者名：広沢妖姫 | 作成日時：2019年5月8日 0時
