田舎育ちのハイパー野生児が世間知らず過ぎてヤバすぎる【東京卍リベンジャーズ】

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A視点



一通り服を選び終えた二人が私の元に戻ってきた。
うっっっっわ、どれもオシャレだ……。
センス抜群かよ、この兄弟……。
しかし服自体がめちゃくちゃ可愛い。
ほんとに私がこんな可愛いの着ていいのか。
エマちゃんが着るのが正解でしょ！絶対可愛いと思う！



竜胆「俺と兄ちゃんで全身2セット選んだから着てこい」


蘭「スカートは全部キュロットだから問題ねーよ」



ま ず い 。

キュロットってなんぞや……？



『キュ、ロット……？？？？』




ごめん。蘭、竜胆。
お世話になります。
現代語講座講師どんどん増えるなァ……。





かくかくしかじか。






『おっけ、じゃあ着てくる』


竜胆「マジで現代語勉強しろ」


蘭「世間知らずにも程があっから。後々生きてけねーぞ？」


『ごめん。それすでに2、3人から言われてる』







蘭からは白と黒を基調としたブラウスとキュロットの組み合わせと、ちゅにっくという服とハーフパンツの組み合わせ。

竜胆からはレトロなせっとあっぷに、ダブルボタンの黒いブラウスとサスペンダー付きの茶色チェックのハーフパンツ。



この4セットを選んでもらった。
試着してみて、全部に言えることが、
可愛い！動きやすい！ぽっくり下駄に全部似合う！
私のワガママを聞きつつ、私に似合うように選ばれている。
ほんとに凄い。短時間でここまで成るとは。

しかもこんなに色々選んでもらって予算内だったから、
お会計の時にめちゃくちゃ驚いてしまった。

その時に蘭と竜胆も何か驚いてたけどなんだったんだろう。

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