２つの恋物語。 (ページ4)

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初恋。ページ4

『ねぇーお願い！』

慧「だーめ！」

『お願い！』

慧「だーめ！同窓会なんて、そんな可愛い格好で行くならなおさらだめ！」

同窓会に行きたいのに、元カレに会っちゃうとか襲われちゃうとかなんだかんだ言って許してくれない、

行きたいのにいいい

慧「だって、、Aが離れちゃったら、いやだ、、」

目を伏せて耳を赤く染めて言うけいちゃん。

よし、これはチャンス(?)

『私は、けいちゃんのことしか好きじゃないよ。離れるわけないじゃん。』

慧「っ、、、！は、早く帰ってきてね、？」

『もちろん。』

説得完了。

～同窓会～

会場につくと、もうかなりみんな来ていたみたいで、

？「あ！Aじゃん！」

？「おぉ！久しぶりー！」

『わ！えりかとまなかぁ！』

高校生の時、3人で仲良かったえりかとまなかに再会。

あーめっちゃかわいい。

『お久しぶりぃ！元気だったー？』

そう話しかけながら大好きなオレンジジュースを飲む。

えりか「うん！ねぇねぇー？」

まなか「彼氏できたぁ？」

『え？』

思わず飲んでいたオレンジジュースをこぼしそうになった。

『えぇー？私はまなかの話が聞きたいなぁ？』

えりか「まなかはねぇ、もうすぐ結婚だもんねぇ」

まなか「そうなんだけどねー、もう浮気を疑ってるとこ。」

『えっ！？け、けっこ、結婚！？』

えりか「そうそ、早いよねぇ」

まなか「でも彼ね、初恋の人が忘れられないんだって。」

『「えぇまじか！」』

その時、

高いヒールを履いてきたせいか、

後ろの段差に気づかず、倒れそうになった、

『ひゃっ、！』

痛い、

と思ったのに、感じるのは抱きとめられている感覚。

？「わっ、大丈夫？」

この声、

ふんわり香る香水の香り、

そう、

思い出したくもなかった。

？「ケガしてない？大丈夫？」

なのに忘れられなかった。

『、、、だいちゃん、？』