好きまで突っ走れ！-TH-

＃２３ -TH- ページ23

THside





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今日はとうとうAさんとのデートの日。


普通の時間に家を出たのに、


Aさんの家に着いたのは約束の30分前。


車のスピード出しすぎたかな。笑






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待っている間に、車の中を綺麗に掃除していると、


家からこっちに向かって歩いてくる女性。






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……き、来たー！


この間はきっちりした格好だったけど、


今日はラフにオーバーサイズのパーカーで、


髪の毛もクルクルで、








TH「…か、かわいい…」









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こちらに向かって小走りで近づいてくるAさん。



車を降りると、車の窓から見た時よりも、



彼女がはっきり見えて、またニヤけそうになった。








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「…おはようございます。すみません、お待たせしてしまって…」



TH「いや、僕が先に着いちゃっただけだから…。あ、乗っていいよ。」









俺は落ち着いた男性を装う。


女性は大人な人が好きって聞いたから。笑









Aさんを隣に乗せて、少し緊張するけど。


ゆっくりと車を走らせた。









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Aさんが隣にいると緊張して、


無意識にハンドルを握る手に力が入ってしまう。





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車の中は、すごく静かで、これからデートに行くとは思えない。


さっきから、ちょっとしたことしか話してないし。



なにか、話題を見つけないと…









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その時、1枚のCDが目に入った。









そうだ、Aさんの好きな音楽を流せば


楽しんでもらえるかも！








俺は、すぐにAさんに好きな曲を聴くと、


TWICEが好きだという彼女。









良かった。俺もTWICE好きだから、盛り上がれるかも！









曲を流すと、丁度最新の曲が流れてきた。



……やっぱ、いいなTWICE。






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