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「ワシも命を狙われる事が多くてな。
お主をSPとして守ってもらいたいんじゃよ」
「…それって会長一人で充分なのでは??」
貴方なら相殺できるでしょ、と思い言ってみたけど会長曰く「お主がやる方が面白いから」らしい。
ハイ、ふざけんな〜。
ネテロ会長後に危険な目に遭わざるおえないし、私としては責任負いたく無いから遠慮したいんだけど…と心の中で悶々と考えるが、
目の前でニヒルに笑う会長を見て無理そうだと悟った。
「なに、呼んだ時に来てくれるだけでよいぞ」
「まあ…それならいいですけど、」
私が渋々頷けばネテロ会長は満足そうに笑って小さく「可愛い姉ちゃんを側に置くのが夢じゃった」と呟いた。
…オイそれが本音だろ!!
「雇ってくれるのは嬉しいですけど、
私ゾルディックの人間なので高いですよ?」
「分かっておる。たんと持ってけ。」
「喜んでやらせて頂きます!!!」
まあ金には負けるよね!!うん!!(単純)
私もう殺し屋やらなくてもこれさえやれば生きていけんじゃない?と浮かれていると
ネテロ会長は「さっそく…」と口を開く。
え、この瞬間も狙われてる感じ??
セキュリティガバガバかよ…。
「これから行われる十二支んの会議に参加してもらおうかの。」
「ん???」
ちょっと待って。
え、十二支ん??会議??
あそこでSPってどういうこと??ん??(混乱)
「えっ十二支ん殺すんですか…」
「違うわい、ワシの代わりに会議に参加ってことじゃよ。」
「why?」
やべ、意味わからなすぎて発音良すぎる英語でちゃったよ。
目の前のじーさまは何を言っているんだ??
会議に参加ってそれじゃあまるで雑用って…
「雑用じゃないですかそれ!!!」
「最近、会議に出ると発作が出よって
命の危機に晒されるんじゃよ…」
「言い訳が酷い!!!!」
はて、何のことやらと惚けるネテロ会長に
私は抗議するも上手い具合に避けられて撃沈。
結局私はこれから行われる会議に参加する事になった。
終いには「本職の時はまた呼ぶ」と言い出しこの話は終わりになった。
つまり私は協専という名のパシリにされたのだ。
くっそ…やられた!!
パパに抗議しよう!と思ったがまさかのお爺ちゃん公認の事らしく呆気なく希望は散る。
パパの言う「世間を知る」の真意を理解した瞬間だった。
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ナナシ(プロフ) - 好きすぎて禿げます。私ずっと待ってます!!!!!!(((( (2022年3月20日 17時) (レス) @page6 id: 0758a4f248 (このIDを非表示/違反報告)
みな - やばい、めっちゃすきです()更新楽しみにしてます!! (2020年11月21日 18時) (レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - え、やばい好きです()更新頑張って下さいね! (2019年8月12日 11時) (レス) id: b5dc69f4b8 (このIDを非表示/違反報告)
katitimikan(プロフ) - カルト…はぁ…カルトはぁはぁ…かわいいぞカルト… (2019年3月10日 21時) (レス) id: 4ba1b6f085 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりかもめ(プロフ) - めっちゃ面白いです!!更新楽しみにしてます!Σ( '-' )無理をせず頑張ってください!応援してます! (2018年11月27日 20時) (レス) id: ee1ccd9f95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななな | 作成日時:2018年7月3日 20時