病院パロ (ページ2)

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t n s i d e

tn「っし …… 、終了 … っと、」

出勤から7時間、午前の診療が終わった。午後は病棟の巡回と救急のヘルプのみ。遅めの昼ご飯、と言うべきか、俺は食堂へ向かった。

rb「あ、トントン！」

食堂で昼食を頼むと丁度友人に話し掛けられた。彼もこれから昼食の様で俺も一緒に食べることにした。

tn「救急の方今日大変らしいやんか。」

rb「せやねん、めっちゃ急患ばっかりでなぁ …… 」

大きな溜め息と共に彼は頬杖をつく。

tn「コラ、行儀悪いで。」

なんて注意をすれば背後から彼とは違う声が。

ut「やっぱお前おかんやわ〜」

rb「大先生もいまから昼ご飯？」

ut「ん、せやで。」

俺の意思は無視なのか、大先生は俺の横に座った。

tn「珍しいやん、大先生がこの時間に来るん。」

ut「患者さんが暴れてん。まじびびったで、ベッドの柵に頭打ち付けるもんやから …… 」

rb「あ〜 …… 精神科キツそうやなぁ、」

三人は全員違う科に務めているが大学が同じだった為現在もよく話している。五分くらい昼食を食べているとロボロの院内PHSから甲高い音が鳴った。

rb「はーい？」

落ち着いた様子で、普段通り対応するロボロ。… 素直に、かっこいいと感じる。

rb「ん、直ぐ行く。」

通話をしたまま席を立ち上がると目線で余ってる昼ご飯は食べといて、と言われ俺は未だ温かい汁物を貰った。

ut「忙しそうやね」

tn「そら忙しいやろ。」

そんな会話をしては再び昼食を食べ始めた。