5.まさかの電話 ページ5
帰宅し、ジムでの行動を記録しているA。
記憶がかすれないように軽くシャワーを浴びるとすぐさまパソコンに向き合った。
『軽くジョギングをして体を慣らせた後、ダンベルを上げたりと筋肉作り。ある程度まで行くとボールを蹴る専用の場所へと移動し、サッカーをする。……』
とりあえず得た情報を書き出す。
「後は……終わりか……?」
ふう、と一息付き、エンターキーを押そうとした時スマホが鳴った。
電話のようだ。Aにかけたのは。
「糸師凛……?!」
まさか連絡が来るとは思ってもみなかった。
「もしもし?」
「さっきのか?」
「えぇ。ご連絡ありがとうございます」
「ん。次はいつジムに?」
「次ですか……特に予定は。貴方は?」
「俺は大体深夜にいる」
「わかりました。行ける時に行きますね」
「おう」
電話はそれだけで終わってしまった。
Aは電話を切るとすぐさまパソコンに打ち込んだ。
『深夜帯にジムにいる』
「これだけあれば大丈夫か」
下準備は整った。
これで、Aの仕事が始まる。
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まつの ちゃん、(プロフ) - あのね? まだ読めてないから 全部読んでから 感想めちゃ書くわ (10月21日 23時) (レス) @page1 id: 1cd20aa8bc (このIDを非表示/違反報告)
こひなた(プロフ) - マフィア…?! (9月16日 17時) (レス) id: 46c0e3a875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:gipsofila | 作者ホームページ:http://https://www.pixiv.net/users/72619699
作成日時:2023年9月11日 21時