13.弄ぶ ページ13
「……は?」
手を頭上で抑えられ、体も動かず。覆い被さる彼はしゅるりとネクタイを外し軽く第3ボタン位まで外した。
「……な、に…するの、?」
その彼の様子に緊張するAはやっとのことで口を開いた。
「ッハ、いつもの調子はどこいったんだよ?」
ガッチガチの彼女を見て、嘲笑した凛。
「どこって…それより解放して!」
「お前は俺の愛玩動物なんだよ」
強ばるAに口を重ねた…かと思いきやその顔はAの首元へといった。
「は?!ちょ、…ッッ!」
噛んだかと思えばそこがちぎれるほど吸った彼。
「イタイッ、!」
「……」
そういうと満足気に体を起こしてくれた。腕も開放されたが、馬乗りのままで…。
「ちょっと、重いんだけど」
「どかねぇよ」
シャツを脱ぎ捨てると彼はAをギュッと抱きしめた。
そしてそのまま横転し、
「寝る」
とだけ言うと本当に寝てしまった。
「…はぁ〜??」
思えば寝起きは上裸だったか…?と首を傾げるAだった。
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まつの ちゃん、(プロフ) - あのね? まだ読めてないから 全部読んでから 感想めちゃ書くわ (10月21日 23時) (レス) @page1 id: 1cd20aa8bc (このIDを非表示/違反報告)
こひなた(プロフ) - マフィア…?! (9月16日 17時) (レス) id: 46c0e3a875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:gipsofila | 作者ホームページ:http://https://www.pixiv.net/users/72619699
作成日時:2023年9月11日 21時