イケメンの鬼の嫁に選ばれた者は炎に告白される

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一方その頃鬼殺隊の様子はというと。
柱である煉獄杏寿郎、同じく冨岡義勇はかなり焦っていた。理由は、一目瞭然、Aが完全に連れて行かれたからである。

Aを狂おしいほど現在進行形で愛している炎柱•煉獄杏寿郎は空いている時間が有れば素振りをし、少しでも位の高い鬼を見つけたら、鬼の始祖について聞き出し、もう滅茶苦茶だった。

Aを守ろうと決心した冨岡義勇は、いつも通りだった。

冨岡はさておき、煉獄は重傷だった。
街中でAと同じ赤い着物を着ている少女を見かけると、ふらふら〜っと自然と近寄ってしまう。なので度々、音柱•宇髄天元が注意している。

煉獄「あ、あぁあれはAだろうか…」

宇髄「おい？！煉獄、それは違う！！」

このような感じで煉獄杏寿郎には完全にまいっていた。

また、ピアノを見つけると、すぐに駆けつけて誰か弾いてないか確認しに行くほどだ。

そんな煉獄を見兼ねたお館様は、煉獄に休暇を命じた。

煉獄「宇髄！！暇か？！」

宇髄「ウルセェ！任務明けなのに朝から凸ってくんじゃねぇ！！あとお前隈酷いぞ？！寝ろ？！」

煉獄「そんなことはどうでもいい！鍛錬の相手を頼みたい！！」

宇髄「ウルセェ！おい！隠し！！煉獄を連れてけ！」

？「無様だなぁ、、柱って」

煉獄「…！？お前は…っ！」

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