【銀魂】たまには英雄達の昔話でもしようか＿＿松下村塾篇 (ページ8)

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7☆ ページ8

A side

次の日の朝＿＿＿＿

『...ん？あれ？』

松下村塾の門の前に人影があった。

高「...あっ」

『昨日の...』

高「その...吉田松陽はいるか？」

『松陽？いるけど、なにか用？』

高「俺はここへ道場破りをしに来た。そう伝えてくれ」

『道場破り？？』

道場破りって何...あっ、パーティー的なやつ？？(※違います)

『わかった！！少し待っててね』

高「あぁ」

・

『しょーよー！！』

銀「松陽なら居ねぇぞ。さっき急用で出てった」

『え、嘘まじで？』

銀「なんか用事でもあったのか？」

『うん。道場破りしに来たって』

銀「はぁっ？！道場破り！？どこのどいつだ！！」

『昨日神社にいた紫色の髪の子』

銀「へぇ...丁度いい。松陽の代わりに俺が相手してやらｧ。Aは先に道場行って竹刀と道着用意しておけ」

そう行って門の方へ向かっていった銀時。
え、竹刀と道着？パーティー的なのじゃないの？じゃあ道場破りって一体...？

・

銀「...よォ、おまえが道場破りか？」

高「誰だお前。俺が呼んだのは吉田松陽だ」

銀「生憎松陽は留守だ。代わりに俺が相手になってやる。こっち来いよ」

高「...」

・

『...あ、来た。言われた通り用意したけど、何するの？』

銀「はぁ？決まってんだろ、試合すんだよ」

『え、試合？』

銀「A、審判やれ」

『え？わ、わかった！』

防具をつけ終えた2人が正面に向かい合って剣を構える。

『2人とも準備はいい？』

銀/高「「...あｧ」」

『それじゃあ...始め!!!』

＊

...結果はお兄ちゃんの勝利。道場破り君は倒れてる。にしてもお兄ちゃんとここまでやりあえる子、私以外にもいたんだぁなんて関心した。

松「...あっ！A、銀時ここにいたんですか。探しましたよ...ってその子どうしたんですか？」

銀「道場破りだってよ。松陽出掛けてたから代わりに俺が相手した」

松「寺子屋に道場破り...全く、面白いこと考える子もいたもんですね」

銀「俺の圧勝だったけどな」

『いや結構いい感じだったから圧勝ではないと思う』←

銀「おい！！余計なこと言うな！！」

松「そうですか...A、銀時の手当てをしてあげてください。私はこの子を部屋まで運びます」

『あいあいさー。ほら行くよ』

銀「あ、ちょっ、引っ張んな！！」