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私は、隣の隣のクラスの田口(一人)と、昨日からお付き合いさせていただいております。


一週間前の放課後、忘れ物を取りに行ったら


田口くんが窓の外を見て涙を流してた。


その時、彼はふと私を見て


「好きです」


って微笑んだ。


いい感じに夕日の光が私たちを照らした


「(二人)ちゃん…付き合ってくれませんか?」


なぜ私?


私は疑問に思った、私は田口くんと接点がないのに────?


「き、気持ちは嬉しいけど…私つ、付き合ったことないし!第一、貴方のこと知らない…です。ごめn────「うん、知ってる。(二人)ちゃんが付き合ったことないのも知ってるし、僕を知らないのも知ってる。」」


うむ、だからごめんと言ってるのに…って思った。


「でも、僕は君のすべてを知ってるよ。(二人)ちゃんの好きな食べ物、4時間目の授業は必ず寝るとか、保体のソフトボールはむかしベースに足を引っ掛けて転んだから、トラウマとなってソフトの時は見学するとか。などなど」


え、えぇー!!!


なんで…全部本当なんだけど…


「ハッ…ハハハ」


苦笑いしかできなかった


すると、田口くんは立ち上がり私に近づこうとした


え、怖いよ。


私は、一歩後ろに下がった


でも、一歩下がって逃げようとしても混乱して逃げれなかった


「怖い?よね。ごめん。今日言ったこと後ででいいから、答えくれないかな?」


コクッ


うなずいてしまったぁー!!


「んじゃ、また今度聞かせてね。バイバイ(ニコッ」


それを言い残して、ササッと教室を出ていってしまった


彼が教室を出ても頭はずっと混乱していた


と、とりあえず。忘れ物!


って…ここ自分のクラスじゃない。


うっそ。だから田口くんもいたんだ。


私は、自分のクラスに戻って忘れ物を持って帰った。

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作者名:るミく | 作成日時:2017年12月16日 1時

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