悪魔の手形2

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森｢動悸、息切れにめまいはどれも勘違いだろが！！｣

『なぁんだどれも勘違いか！！』

プ｢……痩せ我慢にしか見えんな
それに1番の勘違いは男の方はヒーロー、女の方は相棒と思っている事ではないか｣

森｢今実際勘違いでめまいが起きているんだ
勘違いでヒーローにも相棒にもなれんだろ！｣

プ｢バカな…立っていられるはずは…あとめまいは勘違いではないと…｣

『火縄中隊長のしごきに比べれまこれはまだ優しい方ですよ』

プ｢……まぁいい無抵抗な奴らを焼いてもつまらん｣



クレマチス
鉄仙



そう言って大隊長は持っていた扇子から炎を出した



プ｢我が灼熱の華に焦がれ散るがいい｣

ｱｲﾘｽ｢義姉さん…まだそんなことを…｣

プ｢黙って見ていろ｣

｢『……』｣

『貴方の方こそ勘違いをしているのでは？』

プ｢何？｣



お兄ちゃんは足を、私は手をコキコキと鳴らす



森｢そうだな…じゃあ今夜は…勘違い姉さんの目を覚まさせるマンだ！いくぜ！相棒！｣

『おう！』

プ｢私が勘違いをしているだって？｣

『さぁね…そんな風に見えただけです』

プ｢ふざけてるんじゃないよ！！｣



そう言って扇子を私達に向け炎を出す

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