16話。 ページ17
目が覚めると見知らぬ景色が視界を埋め尽くした。
「ん……」
横になっていたわたしには丁寧に布団がかけられ、おでこには熱冷まシートが貼ってあった。ひんやりとした感覚が気持ち良い。
「どこ、ここ……」
見渡す限りこの部屋には誰もいない。
白を基調としたシンプルな部屋。
だけど寂しさを感じさせない、清潔感のある部屋だ。
もちろんこんな綺麗な部屋が自分の部屋であるわけがない。
「あ、カバン……」
なんとなく床に置いてあった自分のカバンに、横になっていた体勢のまま手を伸ばす
が、この体勢のままじゃギリギリ届きそうで届かない。
「ん〜！ あとちょ……っ、とっ！ わっ！」
ゴン、と鈍い音。頑張りすぎた。
布団ごとベッドから落ちてしまった。
「いてぇ……」
どうやら肘を強打してしまったようだ。とても痛い。
多分今のわたしは、端から見たらひとりでどこかに土下座をしているおかしな人だろう。
誰もいなくて良かった、そう思った矢先だった。
＿＿ガチャ。
部屋のドアが開かれた。
そこには
「……何やってるの、お隣さん」
「え、えっと……あはは……」
苦笑いをするカルムくんが立っていました。
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嗚呼 - セレナはいないんですか？ (2020年1月21日 15時) (
レス) id: 81166c61c2 (このIDを非表示/違反報告)
かしのん(プロフ) - Ray@二次元LOVEさん» ご指摘ありがとうございます〜〜！ (2017年12月12日 7時) (レス) id: 91795c606a (このIDを非表示/違反報告)
Ray@二次元LOVE(プロフ) - 一部、名前変換できない所が有ります！因みに、変換できない所は"つゆの"となっています！ (2017年12月12日 2時) (レス) id: 06af8140b6 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 名前変換されませんでした、 (2017年8月17日 2時) (レス) id: 66a76ea3f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かしのん x他1人 | 作成日時：2016年8月1日 15時
