検索窓
今日:9 hit、昨日:19 hit、合計:623,073 hit

29話 奢り ページ30

「ほら、好きなもん食え、奢ってやる」

今日はレオナ先輩の機嫌がいいらしい

「まじっすか!!!ごちになりまーす!」

「ご馳走様っス!」

「おい、ラギーには言ってねぇ…ってはえーなあいつ」

「私に負けず劣らずの守銭奴ですからね」

「…今の2、3年はお前の味方だからな」

「ふふ、珍しいですねレオナ先輩がそんなこと言うの」

「さっき言い返しててスカッとしたからな」

「奢りもそういう事ですか」

「まぁ、そうかもな」

ツンデレオナ先輩…

「じゃあ何回でも見せるんで明日も奢ってください」

「ダメに決まってんだろ」

「ちぇー残念。じゃあごはん選んでききまーす」と言ってラギーの方へ行った

「ラギー、いっぱい買おうよ」

「いいっすねぇ〜オレAのそういう所結構すきっスよ」

「似てるところあるもんね私たち。特にお金関係とか」

「確かに。生い立ちもまぁ、近いものはあるっスもんね」

「ね〜」

と言いながらバンバンカゴにご飯を入れていくラギーと私

「小鬼ちゃんたち今日は珍しく沢山買うね!」

会計の時にサムさんが驚いたように言ってきた

「まぁ、先輩が奢ってくれるみたいなので」

「ねー」と笑い合う私たちを微笑ましそうにサムさんが見ていた

くすくす笑い合っているうちにお会計が終わってた

「あ、ありがとうございます!」

「よっし、レオナさんの所戻るっスよ」

はーいと言ってレオナ先輩のいるテーブルの方に行く

「レオナせんぱーい」

「げ、お前ら人の金だからって買いすぎだろ…食えんのか?これ」

「無理だったらレオナ先輩にあげますよ」

「はぁ、そうかよ」

もぐもぐと買ってきたご飯を食べているとラギーに話しかけられた

「Aはいつもあんなふうに言われてるんスか?」

「さっきのスペードくんの?まぁ、たまにあるよ。この前エースとは和解した」

「へぇ、そりゃ大変っスね」

「助けろや」

「オレはレオナさんの世話で手一杯なんで無理っスかね〜」

「あー、それは確かに〜」

「お前らそれ本人の目の前で話すことじゃねぇだろ」

へへ、と笑って誤魔化す

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
すぐに新作を出してしまう。
モブ主人公の話。
【ツイステ】主要キャラとは絶対に関わりません!

30話 元凶→←28話 無条件



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (332 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
917人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴよぴよ | 作成日時:2020年5月15日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。