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4話 ポムフィオーレ ページ5
「汝の名を告げよ」
「A・ニエーベス」
「汝の魂の形は………ポムフィオーレ!」
ポム…?なに??なんて言った??
とりあえずポムなんとかという所に行かなくてはならないらしい
あたふたとしていると綺麗な顔の先輩に声をかけられる
「ポムフィオーレはこっちよ。後ろに並びなさい」
ドクン、と心臓が嫌な音を立てた
呼吸が浅くなる。
やばい…私ころされる…?なにこれ林檎…?
私の脳裏には林檎売りの老婆から渡された林檎をシャクッとかじった美しい少女がバタリと倒れる映像が流れた
この光景を私は知っている、気がする。
…いや、今はそんなこと考えている暇はない
呼吸を整え、「ありがとうございます」と頭を下げて先程言われた列の最後尾に並ぶ
歩いている時に顔色が悪いと指摘されたが適当な嘘をついて流した
そんなことより、ここ確か男子校だったよね……え?私もしかしてまた勘違いされてる??
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作者名:ぴよぴよ | 作成日時:2020年5月15日 10時