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1話 告白 ページ2
「A先輩っ！わたし、先輩に一目惚れしました！好きです！！」
………懐かしいな、この感じ。
私のこと女だと思ってないな。まぁ、制服は男子用のものしかないし髪も短いから仕方がないのかな
そんなことよりこの状況だ
目の前で顔を真っ赤にして私に告白しているのは数週間前に行われた入学式で異世界から来ていて女の子で魔法が使えない、という三拍子で有名になった女の子
顔も仕草もとても女の子らしく可愛い。私とは真逆だ
昔から男っぽい顔をしているせいで女子トイレにいて怒られたことすらある
また話が逸れてしまった
とりあえず断らないとね
「ありがとう。でも私女…なんだけど」
「…………………え？」
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作者名：ぴよぴよ | 作成日時：2020年5月15日 10時
