何故かは分からないが懐かれた。【ツイステ】

28.意味がわからない ページ29

「先生」

「なぁに、…デュースくんか」

1年生での授業が終わった後に声をかけれた

「あの、首痛そうですけど大丈夫ですか…？」

「あーうん、まぁ…可愛い生徒のやった事なら仕方ないかなって」

「……？」

「いやこっちの話。心配してくれてありがとうデュースくん」

「いえ！」

「おいデュース置いてくぞ」

とエースくんに声をかけられたデュースくんは「今行く！」と声をかけ私に「失礼します」と礼儀正しく言ってエースくんたちの方へ小走りで向かっていった

小走りでも私の全力より速い気がする

飛行術は辛うじてできるのにな…
運動のセンスに恵まれなかった

「せーんせ♡」

「おう、どうした元凶」

「何それぇ？なんの事？」

声をかけてきたのはもちろんこの首の痛みの元凶、フロイドくん。
お前が頭撫でまくったせいで首痛めたんだよバカ。とでも言ってやりたい所だが口を慎む

「なんでもないよ。それで何か用があるの？」

「用がないと来ちゃダメなの？」

「え、なにそれ少女漫画？？」

「今日のせんせー意味わかんないことばっかじゃん」

「そりゃ失礼しました。じゃあ私次の授業行くから、バイバイ」

「次オレらのとこじゃん。一緒に行こ〜ほら荷物貸して」

ぐいっと引っ張られ手に持っていた授業の道具を全部持ってくれたフロイドくん

「え、珍しいね。どうしたの」

「首痛いのオレのせいでしょ？」

「分かってたんかーい。まぁいいけど、ありがとね」

「べつにー」

フロイドくんにも年相応に可愛いところもあるんだな

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