何故かは分からないが懐かれた。【ツイステ】

12.爆弾投下 ページ13

その日は3人の頭を撫でまくって帰ることになった

「送って行ってあげる〜」

「いやいや生徒に送って貰う訳には行かないし」

「は？？嫌なの？」

正直めちゃめちゃ怖いけど、生徒に送ってもらったとか格好がつかない…！

「嫌とかじゃなくて。」

「じゃあ何？」

「うーん…私先生じゃん？生徒に送ってもらうのはダメじゃね？？？って言うこと」

「先生の沽券に関わる、と」

「まぁそんなところ。かっこいい先生の方がいいでしょ？」

「ハナゴイせんせーは可愛いから別にかっこよくなくていいけど」

「は！？！！」

え、爆弾投下されたんですけど

「ジェイドくん、彼は誰にでもこう言うことを言うのかな」

「誰にでも、というか本心を言っているだけなので誰、というのはあまり関係ないですかね」

「まじかよ…天然人たらしめ…」

「だから送って行っていいでしょ？」

「…なんで送っていきたいの？」

「ん〜気分？」

「あーそうですか…」

「別に暗い時間じゃないですし、フロイドは1人でも充分強いですから大丈夫ですよ」

「…じゃあお言葉に甘えましょうかね。このままじゃ埒があかなそうだし」

と言えばフロイドくんはぱああっと顔を明るくし私の手を引っ張った

「あんたは子供か。そんなに引っ張らなくたって逃げないよ」

191cmの子供とかシャレにならないけど

「えー？何抱っこして欲しいの？」

「言ってないですけどってこら、持ち上げるなー！！ひえ、たかいこわい…」

私、A・アシュリーは重度の高所恐怖症である。

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