No.41 天才少年というやつ ページ42
「じゃ、弾くよ」
俺から1m近く離れたところで椅子に座ってスケッチブックと鉛筆を持った監督生ちゃんが「お願いします!」と元気よく言ったのを合図に俺は1番よく弾いていた曲を弾き始めた
母さんが好きだと言っていた曲。
これを弾いていれば母さんは笑顔になってくれると思ってたんだけどな……
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昔、俺は天才少年と言うやつだった
ピアニストの母と指揮者の父を持つ俺は小さな頃から音楽の英才教育を受けていた
特に母は俺にピアノを弾かせたくて仕方がなかったように思う。
毎日、学校や幼稚園から帰ったら宿題をやって風呂と飯以外はずっとピアノ
その中でも母が最初に弾いてくれた曲。
ゆっくりとしたテンポの子守唄のような綺麗な曲
母はこれを弾いている時本当に幸せそうな顔をしていた
だから、俺も母さんを笑わせたくて頑張って練習した
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ぴよぴよ(プロフ) - よるさん» ですよね!!ピアノ弾いてる手とかずっと見てられます笑。モストロ・ラウンジにグランドピアノとかあったらはちゃめちゃにいいな…とか考えながら書いていました (2020年8月2日 21時) (レス) id: a7b0dad548 (このIDを非表示/違反報告)
よる - ピアノ弾いてる手とか好きですよ(^ν^)偏見だし想像だけどオクタは絶対ピアノ似合う( ˙-˙ ) (2020年8月2日 21時) (レス) id: 68950930bb (このIDを非表示/違反報告)
ぴよぴよ(プロフ) - しのぶ様ああああさん» 監督生「ヴッッッ」 (2020年7月23日 18時) (レス) id: a7b0dad548 (このIDを非表示/違反報告)
しのぶ様ああああ(プロフ) - ぴよぴよさん» それを 私が 背負い投げ (2020年7月23日 17時) (レス) id: 1793c12bd8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよぴよ(プロフ) - しのぶ様ああああさん» 監督生は それを 受け止めた (2020年7月23日 17時) (レス) id: a7b0dad548 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴよぴよ | 作成日時:2020年6月11日 13時