推し(手)にフェチバレしました【ツイステ】

No.20 いつの間に ページ21

「か、監督生ちゃん…これって」

男性と男性があの………ね？
そういう本、がはらりと落ちた

「……………あ」

さぁっと青ざめた監督生ちゃん

「あ、ああああのラッセル先輩それ………か、返して貰えたり………」

「いや別にいいし誰にも言わない方がいいでしょ？」

「はいぃ…お願いします……」

監督生ちゃんはペコペコと何度もお辞儀をして薄い本を持ってタタタッとかけていった

「まさか監督生ちゃんが腐女子だとはなぁ…俺、そっちにはあんまり興味ねぇんだよな…」

そんなことを呟きながらとぼとぼと寮までの道を歩いた

・・・・・・・・・・・・

「ラッセル先輩おはようございます！A先輩とお呼びしても！？！？」

朝っぱらから俺の目の前で騒いでいるのは監督生ちゃん。

元気だなこの子は

「先輩は興味ありませんか！！！こういうの！！！」

監督生ちゃんはずいっと薄い本を俺に近づけた

「い、いや俺は手と声フェチだから…」

「そうなんですか…あ、ちなみに私の推しカプはフロイド先輩×A先輩なんですけど」

「ちょいちょいちょい待て待て待て！！！」

「へ？」

平然と恐ろしいことを言い放った監督生ちゃん

いや、俺いつの間にかカップリングされてたの…？

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監督生

異世界から来た腐女子
推しカプはフロセル(フロイド×A)
最近はジェイセルやオクタ×Aにも目覚めてきた。
Aに無限の可能性を感じている。

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