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#4 ページ6
あの後他の人の自己紹介も終わり自由時間
オレとディーは変わらず談話室で座ってたまに話したりしながらのんびりしていた
「あの」
声をかけられたので顔をあげる。
「うわ、顔をあげるのも同時………あ、オレエース・トラッポラです。よろしくお願いします」
「…………あぁ、よろしく。」
前半の言葉しっかり聞こえてるからな
「エースくんね。よろしく〜」
このエースというやつがなぜ話しかけてきたのか分からないがとりあえず2人とも挨拶を返した
「何か用でもあった?」
と聞くとエースは素っ頓狂な声を出した
「へ?」
「いや、オレらにそういう風に近寄ってくるなんて珍しいやつも居たもんだなぁと」
「なんとなくっすかね…これからよろしくお願いします的な!」
あっ、陽キャだ
一瞬で察した
察したのはディーも同じだったようでピタリと固まっていた
この手の奴は何を仕出かすか分からないんだよなぁ…
頼むから面倒事にはならないでくれ
そんなオレの願いは早くも打ち砕かれることになる
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作者名:ぴよぴよ | 作成日時:2020年5月3日 15時