【おそ松さん】君の名は＿＿。【松野おそ松】

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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟとケータイのアラームがなって、ケータイに手を伸ばすが、どこにもなくて気がつくとﾄﾞｽﾝ、と床に落ちていた。

「いった…ぁ」



アラームを止めてから気づくけど、私…布団で寝てるから床に落ちるわけないし、なんか声も低くない…？しかも、これ、私のケータイじゃない…とキョロキョロとするとそこは知らない部屋。

「わ、私っ、昨日どこか泊まったっけ…」




私はとりあえず廊下に出て、洗面台を勝手に借りて顔を洗う。誰かの家に泊まったのなら、顔をあわせるのに寝起きの顔をあわせるわけにはいかないものね…。



まぁ、昨日は真っ直ぐ帰ったはずなんだけど…と蛇口をしめて顔をあげると、









「えぇ！？」

目の前の鏡にうつっていた顔は知らない男の子。

なに、これ…誰よ…とペタペタと顔を触っていると「おい、おそ松」と呼ばれた。

振り返るとそこにはスーツ姿の男性が立っていて「遅刻でも学校行けよ？味噌汁、全て飲んでおいてな」と言って玄関から出ていった。




「あれは…この子のお父さんかな？
にしても…リアルだなぁこの夢は…」




私は、キッチンでご飯を食べながらそんなこと考えていた。

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