-数日後- ページ7
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ナナシは言った通り数日来なかった。
ナナシが来た時、ナナシの左腕は全て包帯に包まれていた。
『はぁはぁ…カールさん、おひさしぶりですねぇ……へへ』
カール「どうしたんだその腕！」
『ちょっと料理にしっぱいしちゃって…へへ』
カール「ナナシのことだ、ちゃんと処置してないんだろ。待ってろ」
『ああ、大丈夫ですよ、お気になさらずぅ…はぁはぁ』
包帯から染み出している赤い血。
俺は急いで救急箱を持ってきて無理やり包帯を剥ぎ取った。
『あっちゃぁ…またごめんなさい…ありがとうです』
左腕は無残に焼けただれていた。
とても痛々しく、俺は病院に行くように言った。
カール「ここに来てないで明日は病院に行け」
『大丈夫…だいじょうぶだから…』
カール「どこをどう見て大丈夫なんだよ…本当にドジを踏んでやったのか？」
ジッと目を見つめてナナシに聞くがナナシは無表情のまま何も答えない。
俺は予定表を確認してナナシを強制的に病院へ連れて行くことにした。
カール「病院に行って見てもらうぞ」
『ダメダメ！そんなことしたら…やめて…おねがいだから…』
必死になって止めるナナシ。
あまりにも必死だったため俺は仕方なく行くのを断念した。
『ありがと…じゃあ…僕が死んだらおねがい…』
カール「まだ死ぬなよ…若いんだから…」
『へへ、頑張る…よ』
そう言ってナナシは帰って行った。
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猫夜桜((シラキ(プロフ) - え、ヤバイもん見つけてしまった、え、ぁ、え、え、えぇ！？神小説すぎやしないか？書籍化されてもいいぐらいwwwwてか文才ありすぎか← (2019年3月21日 0時) (
レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 続きが気になります…！あと、オリジナル作品になっちゃってますよ (2019年1月3日 3時) (レス) id: efb1da94dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：第五ハマってるやつ | 作成日時：2019年1月3日 2時
