+喰種、昔話_7_+ ページ10
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Let's 昔話
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3年前の夏。
親と弟が消えてから5年経った頃かな？4年かな？
たまたま人の多い公園でぼけーっとしてたら僕と2歳歳上の物好きな子供達が僕に声をかけてきた。
男の子が“弥生”トア。
女の子2人が尾田アイミと佐原マミコ。
最初は相手をするのがめんどくさかったけど根気強く話しかけられ僕が折れて友達になってみたのが始まり。
気まぐれな僕は夏休み中だけいるという魔法の言葉を使ってあの子たちと遊んだ。
喰種であることは夏休みが終わる1週間前に感の鋭いトアにバレてしまいあの2人も知ってしまった…強引な2人にトアは無理矢理言わされたと言った方がいいか。
クラゲだってことはバレなかった。リゼと美食家、アオギリの樹と関わりがあることは言ってない。
喰種とわかっても3人は友達だと言ってくれた。
とても嬉しかった。
人間は僕らを嫌悪し嫌う。
まぁ仕方ないことなんだろうけど食べなきゃ僕らは死んでしまう。
普通の人間が牛や魚を食べることと同じなんだけどな…何が違うか理解ができない、倫理や道徳観なんて意味がわからない。
夏休みの最後の日、女の子2人は金遣いが荒くて金欲しさに遊んでいる最中僕に気が付かれないようにCCGに通報していた。
_私たちの友人が喰種だったんです、×××の裏路地におびき寄せるので来てください！_
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「お。いらっしゃいAくん。今日は魔猿と_」
「はいはいその話はいいので仕事に戻ってください」
古間さんとカヤさんが迎えてくれる。
今日は夏休み最終日。
僕が決めてたあの子たちと別れる日…だけどたまには会いに行こうかなって思ってる。
トーカちゃんが降りてきて僕の席に来る。
『トーカちゃんこーひーちょうだい。あと古間さん友達が来るから変な話するのやめてね！』
「Aが人間の友達作ったんだ…明日は大雪だな」
『酷いよトーカちゃん。クラゲは気まぐれ屋なんですぅ！』
「最近顔色悪いけど無理に“”飯”食ってるだろ…全然食事をしてないでしょ。空腹になる前にちゃんと食べろよ」
『わかってる。まだ…大丈夫』
みんなと同じものを食べたくて意地でも人間の食べ物を食べたせいで体調は最悪、調子が悪くてまともに狩りに出ていないため僕の状態は空腹に近かった。
リゼと美食家に心配されたけどなんとか大丈夫だと言ってご飯を食べなかった。
食事をしない理由は人間っぽく過ごしてみたかったからと言ったらきっとみんな笑うだろうな。
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第五にはまってるやつ(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます！遅い更新ですがどうか気長にお待ちくださいm(*_ _)m (2021年2月5日 2時) (
レス) id: 14b9ab2e56 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 内容がすごく好みです！続き楽しみにしてます、頑張ってください！！ (2021年2月4日 12時) (レス) id: c43d6d3e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：第五にハマってるやつ | 作成日時：2021年2月1日 0時
