【第五人格】ssレート喰種くんは荘園に飛ばされる【男主】

+喰種、好意_32_+ ページ35

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「行きましたわよ、もう大丈夫ですわ！」


『ちょっといきなり“スカートの中”に入れるなんて恥ずかしくないの！？』


僕が隠れた場所は…マリーさんの赤いドレスのパニエの中……僕ぐらいのサイズだったらすっぽり隠れる隠ことができた。出来たけど僕の心臓はバクバク言ってる。

女性のスカートの中に入るなんてっ…この人に羞恥心というものは無いの！？


「あら、照れてる、可愛いわね。確かに好きになる気持ちもわかるわっ！頑張ってね！」

『何も頑張らないよ！今日はもう帰る。1時間弱ありがとね』


「もう帰っちゃうの？」

『昼のゲームがあるからね、じゃあまた来るよ』


自慢の身体能力を活かして部屋に戻る、窓から入ってしっかりを鍵をかけ机の上を確認した。なんということに昼のゲームは“行われない”と書かれていた。

昼の代わりに夜の試合について書かれていた。


【試合お知らせ_集合時間21:00_
マップ/軍需工場__ハンター/彫刻家
サバイバー_調香師/医師/冒険家/画家
同行:遺体処理者
ハンターの情報は他言無用です】


色んな香りがするウィラさんと病院の匂いが強いエミリーさん…面白そうな話をしてくれそうなカートさんとプライドが高いエドガーさん。


誰が僕のおやつになるのか楽しみだけどエミリーさんが居たら失血死する可能性が低いとか何とか書いてたような…うーん。困った。

まぁ別にまだ食べなくても大丈夫だからいっか。

味見とか出来たら最高なんだけどしちゃいけないからなぁ…。


あ、ゲームの前に昼飯食べに行かなきゃ…また吐くの疲れるけど他の人に不審に思われるからね。


あの変人の匂いにと気配に警戒しながら食堂に行き朝と同じようなサンドイッチを我慢して食べる、途中でナワーブさん達がもっと食べろと何かよく分からない草と赤いとまとを持って来た。

僕を殺す気でいるのかな？

この人たちの善意を無駄にするのはアレだしありがたく飲み込んだけど死ぬかと思った。あのドロドロした生臭い食感のものをよく食べられるよね。

全て食べ終わらせて急いで帰り洗面所で食べたものを全部吐く。


すごく気持ち悪い…部屋に帰ってリフレッシュの為長湯し出たらそのまま眠った。


目を覚ましたらゲーム3分前で焦ったよね！



遅刻したらエドガーさんにすごく怒られた、2分遅刻しただけじゃん…2分ぐらいいいじゃん。



席に着けばガラスの割れる音が鳴ってゲームがスタートする。

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