【第五人格】からっぽ少年【男主】

＊捌話目＊ ページ9

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美智子「Aはん、頑張ったわぁ」



『ありがとう…ございます』



全てをやり切り僕は力が抜けて今までのスキルを使った疲労が一気にどっと溢れてきた。



ダウンしているため頭が痛い。その上スキルの対価が体に来て体全身に激痛が走っている。息がしずらい。



美智子「Aはん血が…」



『大丈夫っ…早く…吊ってください』



美智子「今日はゲートからお帰り」




そう言って美智子さんは僕を風船に括りつけてゲートの中へ入り下ろした。




『すみません…』




僕はそのまま脱出し完全勝利となった。



荘園に戻って直ぐにハンターさん達の屋敷に戻ろうとした、だけどフレディーさんやピアソンさんに止められ色々と怒鳴られた。




『ごめんなさい…』



フレディー「最後のやつ演技だろ？」




ピアソン「最低だぞ！」




『演技じゃないです…』



フレディー「卑怯だな、お前。こんなやつさっさと荘園から出ていけばいいのに」




『このゲームが終わり次第出ていきますから…』



幽霊さん達が僕の声を聞き付けて沢山集まってきた。仲のいい幽霊さんも現れて僕に罵声を浴びせる2人に殺意を向けていた。



きっと今2人は鋭い視線と嫌な気を感じている。他の人も嫌な気を感じていると思う。



みんなに抑えるように言いたいけどこの怒られている状況で言えるわけがない。




どうしよう…。






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