【Hazbin Hotel】赤い鹿と赤い犬は仲が悪い【アラスター】 (ページ10)

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8.改めてページ10

『改めて自己紹介しよう。名前はA。ケルベロスだ。好きな物はチョコ、肉。あ、鹿肉だと尚良いぞ。それから面白そうな事、悲鳴、アラスターのことが嫌いな奴と寝る事だ。嫌いな物はつまらない事、不味そうなもの、油っこい、しつこい奴。そしてアラスターだ。よろしく頼む』

ｳﾞｧｷﾞｰ「ツッコミたい事が多すぎる...」

チョコが無くなった缶をテーブルに置き口周りのチョコを長い舌で舐めとった後ソファーから立ち上がり自己紹介をやり直す

時折椅子に足を組みながら座るアラスターに目線をやると不機嫌そうにジジｯとノイズを鳴らしラジオマイクで床を突きながら俺を睨んでいる。笑顔だと惑わすことが出来るだ何だとか言ってるけど、アイツは感情が分かりやすいし弄りやすい

もう一度ソファーに座り直し「何か質問ある？」と聞くとチャーリーがジャンプしながら手を上げるのでチャーリーを指名する。積極的なのはいいことだ

ﾁｬｰﾘｰ「2人って、昔から知ってるの？どういう関係?!」

『あ〜.....悪いがチャーリーの思ってるような関係じゃないぞ』

ｱﾗｽﾀｰ「...そうですよチャーリー。ワタシは犬が大嫌いですので」

キラキラとした大きな目で詰め寄ってくるチャーリーだが、俺がアラスターと恋仲になるなんて有り得ないし、そもそもアラスターはアセクシャル(無性愛者)。人に触れられる事を嫌うし、大の犬嫌い

無い無いと首を横に振る俺と影の触手で犬を作って潰すアラスターを見て肩をガックリと落として落ち込むチャーリー。恋バナがしたかったのにとかぶつくさ呟いているが、残念ながら俺に恋愛経験は無い

『人付き合いすらまともにして来なかったからな』

アラスター「ワタシしか友達がいませんからねェ。まったく、可哀想で仕方ありませんよ」

『お前以外にも友達くらいいるわ』