【Hazbin Hotel】赤い鹿と赤い犬は仲が悪い【アラスター】 (ページ8)

今日:28 hit、昨日:32 hit、合計:5,575 hit

6.犬扱いページ8

ｴﾝｼﾞｪﾙ「ねぇ、ケルベロスって何？なんか凄い悪魔なワケ？」

この空気をぶち壊すように口を開いたのはエンジェル。まさか俺を知らない奴がいたなんて逆に驚きだ

そういえば、アラスターが自分を知らない悪魔がいたとか言ってたか...多分彼の事だろう。ヴァギーも呆れた様子でエンジェルに俺の説明をしだす

ｳﾞｧｷﾞｰ「コイツは頭を3つ持つ、今はもう無いけど、冥府のばんけ...」

『黙れ』

ｳﾞｧｷﾞｰ「ｯ?!」

ｴﾝｼﾞｪﾙ「ｯ?!」

途端にホテル内の温度が下がりカタカタと物が震え始め、アラスター、ハスク、ニフティー以外は俺を見て怯えている

ふつふつと自分の中で怒りが沸き上がり、殺気や隠していた長い爪に耳、尻尾が出てきて体も大きく膨らみヴァギーを睨み付けると槍を更に俺に向けた

ｱﾗｽﾀｰ「A。ダメですよ、落ち着きなさい」

『むぐっ......ん...』

それを止めたのはアラスターで、影の触手を俺に伸ばしてきたかと思えば俺の口に何かをねじ込んで来た。驚きながらもゆっくりと舌の上で転がすと体温でゆっくりと溶け口の中に甘さが広がる

俺の好きな店のチョコだ。美味い......

ｱﾗｽﾀｰ「彼女は犬扱いをされるのが嫌いなんです」

ｳﾞｧｷﾞｰ「ぁ...ごめん...」

『...アラスター、まだあるんだろ寄越せ』

ｱﾗｽﾀｰ「ダメでェす、残りはワタシの分なので！」

怒りは収まり元の人型に戻ってアラスターにチョコを貰いに行ったらチョコの入った缶を上へあげられた。これでも高い方なんだがアラスターの方がデカいから届かないｯクソｯ

ｴﾝｼﾞｪﾙ「とｯ...とりあえず、ヤバい悪魔だってのは分かったよ、ははっ.....」

ﾊｽｸ「はぁ...こうなると思ったんだ...」