【Hazbin Hotel】赤い鹿と赤い犬は仲が悪い【アラスター】 (ページ5)

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3.合格ページ5

ﾁｬｰﾘｰ「確かに私はパパみたいな力も無ければ知名度だって低い...このプロジェクトだって、応援よりも沢山の反対や批判を受けてきた.....それでも私はこのプロジェクトを成功させたいの！どんな罪人だって天使だって、元は同じ.....人間よ」

椅子から立ち上がり力強く手を握りしめ、胸に手を当てながら俺の目を見つめる彼女に圧巻される。なるほど、ただの夢見がちな少女では無かったか

しっかりと芯がある。彼女は本当にこの地獄を、天国を変えるつもりでいる

『そうか.....こりゃあアラスターが気に入るわけだ』

ｱﾗｽﾀｰ「でしょう？チャーリーは凄く面白くて素敵なアイディアを思いつくんです！どうです？ワタシ達と共に働きませんか？どうせ暇でしょう」

コーヒーカップをテーブルに置き立ち上がり、俺に手を差し出すアラスター

確かにこれは面白い。アラスターは一体どこでこんな面白い小娘を見つけたのやら

『仕方ない。お前に雇われるのは癪だが、いい暇つぶしになるだろう』

ｱﾗｽﾀｰ「これから貴方をこき使ってあげます。良かったですねェこれから毎日が忙しいですよ！」

ﾁｬｰﾘｰ「私のホテルに来てくれるの?!ありがとう!!」

『うわぁｯ?!い"ｯ.....ちょ、離れろｯ馬鹿!!』

アラスターの手を取るとそのまま手を引かれて立ち上がらされると、いきなりチャーリーに抱きつかれそのまま壁にぶつかり少し頭を打った。一方のアラスターはどこからか取り出したラジオマイクから愉快な音楽が流れ、痛む頭を抑えチャーリーに泣き付かれる俺を見て満足そうに笑っている

『笑ってんじゃねぇ、食い殺されたいか』

ｱﾗｽﾀｰ「ladyがそんな物騒な事を言うもんじゃありません」

『思ってもないくせによく言うよ』