【Hazbin Hotel】赤い鹿と赤い犬は仲が悪い【アラスター】 (ページ14)

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12.勧誘ページ14

『...んで。なんで俺の家に来たんだ』

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『ヴァレンティノ』

ｳﾞｧﾚﾝﾃｨﾉ「そう睨むなよ♡オレ達の仲だろ？」

『はぁ...俺の一人の時間が...』

あらかた掃除が終わり換気の為に開けていた窓を閉めようとした時にコイツ(ｳﾞｧﾚﾝﾃｨﾉ)が窓を掴んで無理矢理部屋に入ってきた。この部屋一応5階にあるのにどうやって入ってきたんだ、とは聞かなかった。アラスターもよく窓から入ってくるからな

椅子に座って額に手を当てながら天を仰ぐ俺を見てヴァレンティノは軽く笑った後、部屋の明かりにしてるロウソクを使って無駄に長いタバコに火をつけ吸い始めた

『おい、ここは全室禁煙だ』

ｳﾞｧﾚﾝﾃｨﾉ「ﾁｯなんだよ少しくらいいいだろ！」

『お前のソレは甘ったるくて嫌いなんだよ』

ﾊﾟﾁﾝｯと指を鳴らせばタバコの先が切り落とされ床に落ちる前に掃除係が素手でキャッチしてそのまま口に放り込んで食べてしまう。本人曰くタバコはクセがあって不味いらしい。ならなぜ食うんだと毎回思うけど

当の本人はと言うと勝手に押しかけたくせに部屋が汚いだのボロくせぇだの好き放題文句を垂れている。それなら来るなと言えば嫌だねと笑いながらに返された

ｳﾞｧﾚﾝﾃｨﾉ「今日こそはオレ達のチームに入ってもらいに来たんだからな」

『はぁ...またそれか。俺は入らないって言っただろ』

___チームV。

俺は昔からずっと勧誘を受けているが断り続けている。仕事は門番しかした事がないし、生活もこんな山奥で狩りなど原始的な生活しかしてこなかった自分に今更機械を覚えろと言われても数年はかかるし、機械音は耳だけじゃなく頭まで痛くなるから嫌いだ