Prolog ページ2
街から離れた森の奥。山頂に建つ1つの豪華なホテル___
____ハズビンホテル
そこはルシファーの娘__チャーリー・モーニングスターが経営する罪人を"更正させる"為のホテル。天使によるエクスターミネーションの被害を減らしたいと思い、恋人ヴァギーと共に立てたプロジェクトの拠点である
そしてそのホテルにはあの7年前に突如として姿を消したラジオデーモンも住んでいる
客がまだ1人しか居ないが、それでもホテルの中はとても賑やかである
ﾁｬｰﾘｰ「さぁ！今日も頑張りましょう!!」
ｴﾝｼﾞｪﾙ「よく毎日そんなに元気だよね。疲れない訳？」
ﾁｬｰﾘｰ「そんな暇無いもの！頑張らなくちゃ！」
ｱﾗｽﾀｰ「チャーリー！今日はワタシと出掛けましょう」
チャーリーが今日は何をしようかと考えている時、影の中から現れた全身赤色の服に包まれた男__アラスターに肩を抱かれ驚きながらもどこへ行くのかと問う
ｱﾗｽﾀｰ「貴方に紹介したい女性がいるんです！きっと貴方も気に入りますよ」
ﾁｬｰﾘｰ「もしかして...新しいお客様?!」
ｱﾗｽﾀｰ「ナハ！残念ですが不正解です！新しい従業員ですよ」
大きく口を開けて笑う彼は何処かいつもより楽しそうで、これから起こる出来事に何か期待しているようだった
新しい従業員__
それだけでもチャーリーは嬉しそうに目を輝かせアラスターの腕を掴んでホテルを飛び出していった
エンジェルはアラスターの友人なんて絶対にろくな事がないと額を抑え、ハスクはある程度の検討がつき大きなため息をつく
一方のニフティーは気にせず大きな針を持ちながら虫を追いかけ回している
アラスターとチャーリーは向かう
森の奥の大きな城へ___
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作者名：あんころもち | 作者ホームページ：http://sinngati
作成日時：2024年3月20日 8時
