*.+ﾟアクアリウムと流星群*.+ﾟ【あんスタ】【深海奏汰】 (ページ31)

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迷子ページ31

今日は例のテストの日だ。

大きく深呼吸をして敷地内に入る。

上を見上げるとまるで空まで届きそうなくらい高いビルが待ち構えていた。

ESビルの中に入ると綺麗で広い空間が広がる。

迷いそう…

確か25階の会議室でやるって聞いたけど…エレベーターどこ…

なんとかエレベーターにたどり着くと25階のボタンを押しエレベーターが止まるのを待った。

エレベーターから降りると私は自分の目を疑った。

会議室らしき部屋がたくさんある！？
どこが会議室？

とりあえずうろついてみる。

まずここのドア開けちゃえ

1部屋目誰もいない。

2部屋目誰もいない。

3度目の正直！！

誰もいない。

そういえばどこの会議室か聞いてなかったことを後悔し再びトボトボと歩きはじめる

「あ、あのどうされましたか？」

振り向くと薄水色のミディアムボブくらいの美少女が声をかけてくれた。

『流星隊の方々が待っている会議室に向かいたくて…』

「なるほど会議室ですね！ではこちらです」

どうやら会議室はこの階には一つしかないらしい…他は一体なんの部屋なのか…

美少女さんがドアを開けると聞き馴染みのある声が聞こえてくる。

「はじめ…♪こんにちは〜」

「深海先輩こんにちは♪」

美少女さんはどうやらはじめと言うらしい…女性にしては割と凛々しい感じが…

「あ、紫之くん」

「高峯くんお久しぶりですね」

え？くん？男……？可愛らしい天使みたいな子が男？

世の中ってわからんものだ。