第 5 1 話 ページ10
_Aside_
三「多分、それを聞かれるぞ…。私は 吸血鬼に仲間がいる疑いのある危険人物を見張れ と、上から命じられた」
へぇ……なるほどねぇ。
『それで、お前はなんて?』
三「あり得ないと言った。それと、誰かを騙せるような脳みそを持っていないともな…」
『ははっ。お前らしいな。でも、三葉…信じてくれてありがとな! 俺もお前を信じてる…』
俺がそう言うと三葉は少し顔を赤らめた。
三「おい、A…。柊家は怖いところだ…本当に…』
三葉もシノアと同じこと言うのか…。
そんなに怖いのか?柊家って…
『まぁ、覗いてみるか…』
俺はそう呟き、執務室に入った。
入った瞬間、扉が閉められ目の前に吸血鬼が現れた。
血に飢えているような感じだなぁ…。
まぁ、そんなの関係ない…
『死ね…吸血鬼…。』
俺は阿修羅丸で吸血鬼を斬り殺した。
すると、また奥から人影が出てきた。
吸血鬼かと思い剣を構えたが、出てきたのは人間だったため、剣を鞘に納めてそいつに向き直った。
『おい、これはなんだよ…』
?「裏切り者を試すための踏み絵だよ…」
『誰だ…お前…』
暮「俺は柊暮人だ…。百夜A、早速お前への面接を始める。お前の剣の腕前を見せろ。ただし、鬼呪は使うな……。」
へぇ、鬼呪は使っちゃいけない…ねぇ。
『分かったぜ…』
暮「では、始めるぞ…。憑依しろ雷鳴鬼…」
は?! あいつ、鬼呪使わねぇって…!
『おい、手前ェ…鬼呪は使わねぇって!!』
暮「ああ、そうだな…で、それが?戦場で卑怯だと叫びながら死ぬか?」
くそ、こいつ…ふざけやがって…
俺はあいつが剣を収めた瞬間、あいつのうなじに剣先を突きつけた。
それをあいつの仲間が受け止めたが、俺はそいつの武器を剣で吹き飛ばした。
『お前…今、仲間が助けてくれてなかったら死んでたぞ…』
くそ…表情変わんねぇな…
余裕なのかよ…
『はっ…それとも、背中から襲うなんて卑怯だ〜なんて言うのか?』
暮「確かに、お前はあいつの部下だな…」
そう言った後、深夜と誰かの名前?を呼んだ。
深「え〜…やだよ…。暮人兄さんと違って弱いものいじめは嫌いなんだよ」
あ、あいつ…今俺のこと弱いものって…
『ふざけんな…誰が弱いって? 試すか?』
深「うーん…そういう命令だしね〜。撃って白虎丸…ズドン。」
いきなり虎が俺の横から現れた。
俺はそれを斬る。こんなもんかよ…
深「は〜い、終了。」
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作者名:ホットミルク | 作成日時:2018年5月24日 0時