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日の華 陸 ページ6
朔那は、宿儺の帰りを、ただただ待ち続けた
けれど、その頃宿儺は、呪術師により特級呪物とされ、封印されていた
「兄上…………」
そんな事、これっぽっちも知らない朔那はたった1人で帰って来ることの無い、宿儺の帰りを待った
そんな中、暇を持て余していた朔那の元に人間がやってきたのだ
「お前、ここいらの神様かね？」
少し年老いたお爺さんが、朔那を見た
「僕は……かみさまじゃない」
「それでも良い。儂の孫を……孫娘を助けてくれ」
お爺さんは、朔那の元へと、朔那と同じくらいの背丈の少女を連れてきた
とても、辛そうにしていた
「治しておくれ」
朔那は、すっかり困り果ててしまった
人間を治す力などあるわけが無い
それでも、朔那は人間が大好きだ
治したいと言う気持ちが勝った
「わかった。やってみる」
朔那は、宿儺が領域展開をする時の手を真似して、精神統一を図る
自分の呪力と引き換えに、少女の病気を治す
「おわった……」
ほんの少しの時間で、朔那は少女を治してしまった
それが、朔那が人に自由を奪われる原因だった
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自由奔放ニャンコ(プロフ) - ゆきなさん» 分かりますよ！(永遠の一人っ子) (2020年11月26日 20時) (
レス) id: dd00cd6eb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - くっこんな弟が欲しかった!!(一人っ子) (2020年11月24日 2時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：自由奔放ニャンコ | 作成日時：2020年11月21日 3時
