【鬼滅の刃】現代鬼狩りはブラック企業……??【キメツ学園】 (ページ21)

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ｰ情報ｰページ21

＿＿放課後。

「おい、紋次郎にA。」

『え、伊之助。名前言えたじゃん…。』

「どうしたんだ？伊之助。」

「俺、祭りの神のところ行かなきゃいけねぇ気がするから行ってくる。」

『あ、私達も行こうと思ってたから、一緒に行く？』

「あ？そうなのか？じゃあ一緒に行ってやるよ！」

炭治郎と伊之助と一緒に宇髄さんの居る美術室へ向かった。

すると美術室には、先客がいた。

「こいつに引き続き、お前らも来たのか。今日は派手に来客が多いな！」

善逸も何か宇髄さんに用があったのか、既に話し込んでいるようだった。

「あれか？お前らも英語教師の事か？」

『私と炭治郎はそうだけど……』

「俺もそうだぜ！あの教師からは変な気配をビンビン感じるからな！」

一緒に来た伊之助も、先に美術室に居た善逸も私たちと同じく真田先生の事だった。

「英語教師の事なら、既に俺と神崎で情報を集め始めているところだ。今から、話すことをよく聞いておけよ。」

宇髄さんの話を簡潔にまとめると、

真田先生はお人好しすぎる性格のせいで、鬼に体を乗っ取られている。
その鬼は、憑依型の異能の鬼で人間を乗っ取ることで日の光を浴びても支障がないという事だった。

「宇髄さん。それって生身の人間に憑依してるじゃないですか。頸、斬れなくないですか？」

そう疑問を問いかけたのは、善逸。

確かに頸を切ってしまった場合、本体の真田先生にも支障が出てしまうかもしれない。

「頸を斬ることは英語教師を絶命させることになるから不可能だ。」

『え、じゃあどうやって??』

「薬だ。」

薬？鬼に効く薬って……。

「胡蝶が前から研究していた薬がついこの間出来上がったんだ。それを使えば、憑依している鬼を殺すことが出来る。」

なるほど…。え、いつの間にそんな薬作ってたんだ？やっぱ凄いわ、しのぶさん。

てか、結構話が進んでたんだね。私たち知らなかったよ。

作戦も色々話されたけど、めっちゃ出来上がってたもん。

「突然だが、作戦実行は明日の午後だ。」

明日、学校は午前中のみで終わる。そして、先生方も、真田先生と宇髄さん、悲鳴嶼さん以外は全員出張。絶好のチャンスってことらしい。
討伐は生徒が全員下校したら始めるという事に決まった。