ＯＮＬＹ［HS］ (ページ3)

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JK「みなさ～ん、こんばんは～」

「こんばんは～」

しばらく待つと一気に流れ始めるコメント。

JK「さっき、ダンスのレッスンが終わって休憩中です～」

「はーい」

誰かと一緒にV LIVEをやる時、私はコメントを読まないようにしている。
正直、私への嫌なコメントは多い。
それはもう慣れたし、特に何も思わないからいいのだが、メンバー達は私がそれを目にすることをすごく気にするのだ。
なので暗黙の了解として、私はなるべくコメントは読まないようにしている。

JM「"マンネズ久しぶりで嬉しい！"」

「そうだね～ジョングクは最近忙しいので」

JK「Aだって忙しいでしょ」

「そんなことないよ」

隣を見ると、無言で見つめてくるジョングク。
なに、何か顔についてますか、と見つめ返すと、ふん、と顔をそらされた。

「あ、」

JK「何？」

「テヒョンオッパから、"ジョングクばっかりずるい！"だって」

JK「いいだろ！」

ニッコニコの笑顔をカメラに向けるジョングク。

JK「"テヒョンオッパに電話してください"？電話しますか？Aさん？」

「しますか？」

たった今メッセージを受信したアイコンに電話をかける。

TH「A？V LIVEやるなんて聞いてない」

「うんだって私も知らなかったですもん」

TH「V LIVEやるなら僕も残れば良かった。。」

JK「テヒョンイヒョンは明日早いじゃないですか」

TH「僕は今Aと話している！」

「オッパ(笑)」

TH「A、すぐ僕ともやるよ。明日」

「明日！？」

TH「そう、明日。じゃ、バイバイ」

切れた。このオッパにはいつも振り回されてばっかりだ。

JK「Aさん、大変ですね～」

「本当ですよ、テヒョンオッパはいつもこんな感じです」